こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^
今回のテーマはこれです!
【整骨院問診のコツ】
患者さんのお話を返すテクニックとは?
整骨院での問診のなかで、
患者さんから本音を引き出したい!
また、患者さんに気づきを与えたい!
そんなふうに考えている先生はとても多いと思います。
今回は患者さんが安心感を得ることができ、
さらに、患者さんの本音を引き出せる方法をご説明します!
その方法とは、
「患者さんのお話を要約して返してあげること」です。
例えば・・・
以前から、なんとなく足に違和感があったのですが・・・
昨日階段を下りたときに激痛が走ったのです!
治療家が患者さんの言葉を
要約して上げることで患者さんに何が起こると思いますか?
それは・・・
=======================
患者さんが聴いてくれていると安心感が増し、
さらに患者さんが自分が本当に言いたい事はこれだ!
=======================
となってくれるのです。
いろんな問診テクニックがありますが・・・
問診やコミュニケーションを学ぶとよくあるのが
話しを返すというのは「オウム返し」というテクニックをよく聞くと思います。
患者さんが話した語尾などを
そのまま「オウム返し」するというものですね。
会話のテクニックとしては聴いてる感を出せたり
会話のリズムをつくるということでは「オウム返し」もかなり有効です!
でも、問診となった場合には
「オウム返し」だけでは少し物足りないのです。
問診で患者さんのお話を要約して返すテクニックとは?
その話を返すテクニックのポイントは2つあります!
=========
①要約
②反映的要約
=========
この2つです!
① 要約して返してあげる。
患者さんが30秒~1分間でも話しをされます。
それについて先生から・・・
相手が言っている内容をまとめて(要約して)あげて返すということです。
これだけでも、患者さんの中では聴いてもらえた感がでます。
さらに患者さんのなかで再確認できたり、頭が整理されますよね。
② 反映的要約をして返してあげる。
患者さんが言ったことを単にまとめて返すことではありません。
言っていないことも含めて、こちらが感じ取ったことと混ぜて返してあげる方法です。
反映的とは?
・・・わかりにくいと思います。
わかりやすい例えがあります。
男女関係においてのよくあるこんな会話です!
① 要約の場合・・・
どちらか選べと言われたら、お前だよ。
② 反映的要約の場合・・・
君も本当はどっちも大事なのはわかってるはずなのに・・・
そんなに寂しい思いをさせてしまったことを謝るよ
彼女が言葉では言ったわけじゃないけど
こうじゃないのかな~など反映させて返すというテクニックです。
・・・いかがだったでしょうか?
患者さんが話されることに対して
少しでも反映的要約ができれば・・・
=======================
患者さんが聴いてくれていると安心感が増し、
さらに患者さんが自分が本当に言いたい事はこれだ!
=======================
と患者さんがなってくれると思いませんか?
問診のための反映的要約の練習法
練習方法は簡単です!
スタッフ・受付・家族・友達など誰でもOKです。
① まず、話し手が1分間好きなことを話してもらいます。
② 聴き手はそれについて、相手に反映的な要約を返します。
③ 話し手からフィードバックをもらいます。
そこは、合っている。そこは全然違うなど・・・
練習のなかで意見を出し合ってみてくださいね。
ぜひ、練習してみてください(^_^)/
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
「次はいつ来れば良いですか?」問診・説明教材DVDです。
⇒ http://therapistsupport.com/sem/ohta.html
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
>>M1グランプリの優勝者から学ぶ「整骨院の問診のコツ」とは?
>>整骨院での問診「本当の目的を理解して問診していますか?」
今日のコーチングクエスチョン
=================
いま、どれくらい患者さんのお話を
意識的に要約して返せていますか?
=================
無意識にやっているときと
やっていないときがきっとあるはずです!
意識的にすることでどんな変化がおこりそうですか?
ぜひ、考えて実践してみてください(^_^)/
変えるのは「方法」ではなく「視点」