かかとの痛み(踵骨棘)の治療方法とアプローチ方法は?「倉田正純先生の見解」

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

かかとの痛み(踵骨棘)の治療方法とアプローチ方法とは?

執筆・監修していただいたドクターのプロフィール

 

倉田 正純 先生

キングスフィールドユニバーシティー修士
セントマイケルインターナショナルカレッジドクターPHD(博士)
「全日本カイロプラクティック協同組合理事長

今回いただいたご質問はこちらです。

 

質問:
整形外科で踵の痛みの原因が踵骨棘(しょうこつきょく)だと診断された患者さんが、うちの整骨院に時々来られます。踵の痛みは、施術するとスッと痛みが取れる人もいれば、何をやってもなかなか痛みが変化しない人がいます。今、困っているのは治療院に来た時と帰る時とで、施術しても踵の痛みが変わらない方に対してどのように診たらいいか悩んでいます。倉田先生ですと整形外科で踵の痛みの原因が踵骨棘(しょうこつきょく)のせいだと診断されるような踵の痛みがある方に対しては、どのような診かたをしてどのように施術をされますでしょうか?どうぞよろしくお願い致します。

 

かかとが痛い(踵骨棘)の患者さんへの治療方法とアプローチ方法とは?【動画解説】

 

踵骨棘(しょうこつきょく)とは?

 

踵骨にカルシウムの沈着ができることで、棘のようになることです。
それを踏んだり圧迫したときには当然、痛いということです。

踵骨棘の患者さんというのは踵骨に体重をかけたときに痛みがでるのです。
しかし、踵骨の側面であれば痛くないはずです。

もしも、仮に踵骨棘の患者さんがいれば
身体の中にカルシウムの沈着ができているので、
我々、治療家ではどうすることもできません。

 

踵骨棘の患者さんの見分け方とは?

もしも、患者さんが医師に踵骨棘という診断を受けているのであれば
上記のような、踵骨棘用の補助具などを装着されているはずなのです。

このような治療法を医師はとるはずなのです。

逆に患者さんが踵骨棘用の補助具をつけていないのであれば、それは踵骨棘の痛みではないのでは?と疑います。

踵骨棘ではない場合の踵(かかと)の痛みへのアプローチとは?

もしも、治せる可能性があるのであれば、
「足底筋の緊張」からくる痛みの可能性があります。

両方の足底筋の緊張を比べてみて
踵骨棘ではなく、足の指のズレであれば
足の指を矯正してあげることで治療することは可能です。

もうひとつ、注意するところとしては、
「アキレス腱が張っていないかどうか?」です。

それで、アキレス腱が張っているのであれば
アキレス腱の起始部で緩めて上げる。

 

まとめ

患者さんが本当に踵骨棘なのかどうか?を補助具などで見極める。

もしも補助具を使ってないとなると
「足底筋の緊張」「アキレス腱の緊張」
のどちらかの可能性が高いです。

それらのアプローチをしていきましょう!

 

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