自費移行と値上げについての考え方「倉田正純先生の見解」について

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!
倉田先生の質問しよう!のコーナーです。

自費移行と値上げについての大切な考え方とは?「倉田正純先生の見解」

 

執筆・監修していただいたドクターのプロフィール

倉田 正純 先生

キングスフィールドユニバーシティー修士
セントマイケルインターナショナルカレッジドクターPHD(博士)
「全日本カイロプラクティック協同組合理事長

今回いただいたご質問はこちらです。

 

質問:
現在は保険診療が中心の鍼灸接骨院に勤めています。
保険診療で安く治療しても動きや痛みも改善されていても
自費治療などの金額が上がる治療には
なかなか移行できなくて悩んでいます。思い切って値上げすべきなのか?
したら下火になってきている現状に
拍車をかけてしまうのではないかなど色々と考えてしまいます。
こんなどうしよもない投稿ですが
アドバイスがありましたらよろしくお願いいたします

 

自費移行するときや値上げをするときの大切な考え方とは?【動画解説】

 

そもそも、鍼灸整骨院ということは・・・

 

鍼灸整骨院ということは「鍼灸治療」と
「柔道整復術」の両方の技術を使っているということでしょう。

・・・ということは整骨だけよりも
「治療効果」があるはずなのです!

そして、患者さんが「症状が改善した」
と言って帰られているとのことだと認識しました。

 

症状が改善しているのにも関わらずなぜ患者さんの数が下火になるのか?

 

患者さんの痛みがよくなっているのに下火なっている。
これについては「理解ができない」のです。

患者さんの痛みが取れて、良くなったのであれば
口コミが勝手に増えて、下火ににはならないはずなのです!

患者さんは値段で来ているわけではない!

保険が適用されるのはもちろん良いんですけども
仮に保険が効かなくても、関係がありません。

 

患者さんが本当に求めているものとは?

 

患者さんが本当に求めているものを考えたときに
患者さんは数回あるいは1回の治療で良くなることを望んでいます。

期間は短ければ短いほど、患者さんには喜ばれるのです。

短期間で本当に効果が出れば、
経営が下火になることはまず考えられません。

 

患者さんは本当に痛みが取れて楽になっているの?

 

患者さんは「楽になりました」と言って帰ります。

でも、果たして本当に楽になっているのだろうか?

それで、本当に身体が楽になっていれば下火にはなりません。

それに、自費だろうが値上げしようが問題はないのです。

 

治療の前後にちゃんと検査をしていますか?

 

大切なことは「ちゃんと検査をしていますか?」
例えば、筋肉の緊張であったり、関節の可動域であったり・・・

痛みの度合をちゃんと共有できているのでしょうか?

患者さんが来院したときに10段階で痛みを表現してもらう。
治療後にその痛みを再度10段階で教えてもらう。

ただこれは主観的なので、あてにはならないのですが
とりあえず、これもひとつの方法です。

本来であれば「客観的な検査」がより望ましいです。

筋肉の硬さ、可動域の角度など客観的な指標をもって
本当に良くなっているのか?を施術者が掴めているのか?

患者さんの意見だけを聞いて判断していないでしょうか!

患者さん自らが
「楽になりました」と言っても本当にそうなのだろうか?

 

本当に大切なポイントは?

 

大切なポイントとは・・・

「患者さんの意見を鵜呑みにしたらダメ」ということです。

患者さんのほうが治療家に気を使って
「あ~楽になりました」って言っている場合も多々あるのです。

やはり、治療家側が客観的に判断できるようになること。

これさえできれば、
自費移行でも値上げでも問題なくできるはずです!

患者さんは値段を求めていません!
患者さんは結果を求めているのです!

 

まとめ

 

保険から自費に移行していきたい。
値上げをしたい。

でも、なかなか踏み切れない治療家が多いのです。

じゃあ、なぜそこに踏み切ることができないのか?

値上げって最終的には「マインド」だけです。
そこで、「なぜ、そのマインドになれないのか?」を考えたときに

治療家側が客観的に判断できるようになること。

これが、自分なりに不十分だから、
マインドがブレーキを踏んでいる
という先生も多いのではないでしょうか?

先生はどうですか?

こちらの記事も参考になりますよ!
>>「整骨院の自費移行はバカを見る!」順序から儲け方までの成功の7ステップ

コメントを残す