O脚の患者さんへの治療方法とアドバイス方法とは?「倉田正純先生の見解について」

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

O脚の患者さんへの治療方法とアドバイス方法とは?

 

執筆・監修していただいたドクターのプロフィール

倉田 正純 先生

キングスフィールドユニバーシティー修士
セントマイケルインターナショナルカレッジドクターPHD(博士)
「全日本カイロプラクティック協同組合理事長

今回いただいたご質問はこちらです。

 

質問:O脚の患者さんへの施術方法は?

 

O脚の患者さんへの施術方法は?【動画解説】

 

O脚と言っても「2種類」が考えられる。

 

倉田先生曰く、O脚の施術というのは難しいということです。
そして、O脚にはまず大きくわけて2パターンがあるとのことです。

① 脛骨(けいこつ)自体が湾曲してO脚になってしまっている場合
② 脛骨(けいこつ)はまっすぐだがO脚になっている場合

 

① 脛骨(けいこつ)自体が湾曲してO脚になってしまっている場合

まず、脛骨自体が湾曲(曲がって)している
ことが原因でO脚になっている場合があります。

この場合は治療のしようがないのです。

特に、女性に多いのですが、成長期のときに
内股でずっと生活をしていることで骨自体が曲がっている
というケースもあるそうです。

 

② 脛骨はまっすぐだがO脚になっている場合

この場合はO脚が改善する可能性があるのです。

どのように可能性があるのかというと
そのポイントは「腸骨」にあります。

そこで、O脚になっているということは
「腸骨」がどうなっているのか?ということです。

O脚は膝がつかない状態で内側に開いています。
なので、「腸骨」も開いているのではないかと思われがちです。

ですが、本当は「腸骨」は開いているのではなくて
内側に狭まっているというのが事実なのです。

狭まっているためにそのバランスを取ろうと
膝が開くということがO脚の本当の原因なのです。

 

O脚に対する施術方法とは?

 

施術方法は「腸骨を広げる」です。

腸骨を広げることで
鼠経部の張っている靭帯も緩んできます。

そうすると、徐々にO脚は改善してくるのです。

 

O脚の患者さんへのアドバイスの方法とは?

鼠経部の張っている靭帯もすぐには戻りません。
もちろんすぐには行かないので、患者さんにセルフケアをお願いします。

そのセルフケアとは・・・

「括約筋」を締める運動をしてもらうことです。

括約筋とは肛門の筋肉のことです。

運動の方法としてはまず「かかと」を引っ付けます。
そして、肛門を「キュッ」と締めます。

その運動をしてもらうようにします。

そうすることで、徐々にO脚は改善していきます。

そしてまた、1ヶ月後などに
再度来院をお願いするという方法が良いです。

 

まとめ

 

O脚の施術方法についてお伝えをしてきました。
いかがだったでしょうか?

かかとを付けて、肛門の筋肉をギュッと締めるということは
僕にとっては、意外なセルフケアの方法でした。
(簡単でわかりやすいですよね!)

患者さんご自身がそのセルフケアを
どれだけやってくれるのか?

この重要度が高そうだなという感じも受けました。

皆さんはいかがだったでしょうか?

 

 

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