こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^
今回のテーマはこれです!
顎関節症の治療方法とアプローチのポイントとは?
今回、執筆監修にご協力いただいたドクターのプロフィールはこちら。
キングスフィールドユニバーシティー修士
セントマイケルインターナショナルカレッジドクターPHD(博士)
全日本カイロプラクティック協同組合理事長
今回いただいたご質問はこちらです。
顎関節症の患者への効果的な治療法があれば教えてください。
顎関節症の治療についての動画解説
顎関節は非常に繊細な関節だということを認識する。
そもそも顎関節は非常に微妙で且つ、繊細な関節です。
口を開口するときに「一旦外れてまた入る」というとても複雑な動きをするのです。
だから、強い衝撃を与えるとかえって痛みを強くしてしまう危険性があるということ。
顎関節はなぜズレるのか?
顎関節がズレルのは上顎骨ではなく下顎骨がズレます。
下顎骨がズレてしまうことで、正常な働きを失い痛みなどが出ている状態です。
口が開いたら締めにくくなったり、開きにくくなったりします。
下顎骨がなぜズレるのか?
その原因とは?
下顎骨を動かすときの筋肉(咬筋)のアンバランス。
咬筋の左右のバランスが合っていないことで顎関節がズレているのです。
要するに、筋肉が強いほうに引っ張れている歪むということです。
だから、関節のズレを治すというよりも
咬筋の筋肉バランスを整える。
・・・こちらが正解ということです。
仮に顎関節のズレが治ったとしても咬筋の筋肉バランスが悪いとすぐに戻ってしまうのです。
咬筋の筋肉バランスを整える方法とは?
咬筋のバランスが崩れている人とは・・・
「左右均等にモノを噛んでいない人」ということです。
だから、まずは患者さんの下顎骨の中心が右・左のどちらにずれているのか?
それで、振っている側の筋肉が緊張しているということになるので、
その筋肉の緊張を緩めてあげます。
その筋肉の緊張はどうして緩めるのか?
「咬筋の起始部」にアプローチをする。
筋肉が緩んだら、自然に反対側に動きます。
もしも、そのアプローチが難しいのであれば、
患者さんに「反対側で多く噛むようにしてください」とアドバイスをしてください。
食事以外にガムを噛むとかをしてもらいます。
顎関節は咬筋のバランスの崩れなんだ!
そこに注目することが、安全に顎関節症を改善する方法なのです。
それに期間も1週間も掛からないはずです。
まとめ
顎関節のアプローチについてお伝えしてきました。
今回のポイントは
顎関節は咬筋のバランスの崩れなんだ!
ということのようです。
だったら、噛む癖を知ってバランスよく動かす。
治療方法というよりも、習慣を改善するという感じでしょうか。
回答をきくととてもシンプルですね。