整骨院の問診がうまくいったかどうかを確かめる「3つの指標」とは?

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

整骨院の問診がうまくいったかどうかを確認する「3つの指標」とは?

「朝一の患者さんの問診はうまくいった!」
「でも、さっきの患者さんの問診はうまくいかなかった。」

 

・・・こんなときありませんか?

で、ここで質問です。

問診がうまくいったときとうまくいかなったとき
どんな「指標」で判断をしていますか?

・・・「そんなもん感覚に決まっとるやろ!」

ほとんどの先生が感覚的なものになっているはずです。

よく考えると、じゃあ問診を向上させるためには
具体的に何をどのように向上させれば良いのか?

その指標がなければ向上しようにもわかりませんよね。

そこで、今回は問診を向上させるための
「3つの指標」についてお伝えします。

問診を向上させるための「3つの指標」とは?

以下の「3つの指標」
を上げていくことで問診が向上していきます。

① 寄り添ってくれた度合
② 患者さんが話したいことが話せた度合
③ 進め方の納得感度合

・・・これら3つの指標が高ければ高いほどその問診での結果が出ると判断しています。

この指標はコーチングセッションでうまくいったかどうか?
を判断するための「3つの指標」なのです。

コーチングの指標と問診の指標とでは異なるのではないか?

確かに、コーチングと治療院の問診とでは若干「目的」が違いますので全て共通しているとは思わないです。
でも、コミニュケーションという枠の中では完全にリンクしていると考えています。

だから、問診でもうまくいっているときというのはこの「3つの指標」が必ず高くなっているはずです。

ちょっと思い出してみてください・・・

問診がうまくいったときに患者さんはこれら3つの指標が高くなっていませんか?

きっと高くなっているはずです!

問診向上の「3つの指標」を上げるためには?

そこで、それぞれの指標を上げるためにはどんなことができるのか?
を考えてみてほしいのです。

① 寄り添ってくれた度合を上げるためにできることは?

どうすれば、より、寄り添ってくれた
と患者さんは思ってくれるでしょうか?

例えば・・・

・あいずち・リアクションを大きくする。
・表情を少し真剣な感じにする。
・ときには笑顔を出してあげる。
・模型を使用して大がかりに説明をする。

などなど

感情、方法など何を工夫すれば
「より寄り添ってもらえた」と患者さんは思ってもらえるでしょうか?

② 患者さんが話したいことが話せた度合を上げるためにできることは?

まずは、患者さんに多く話してもらうことが大前提です。
(いつも言ってますが割合は80:20の割合です)

もちろん、ただ単に患者さんに多く話せてもらえたら良いというわけではありません。

どうでも良いことをいくら話してもらっても仕方ないですよね。

そうではなくて

◆ 患者さんが本当に望んでいること
◆ 患者さんが本当に避けたいこと

これらを引き出していかなければいけないのです。

例えば・・・

・日常生活で困っていることを聴く
・趣味の目標などを聴きだす
・健康について考えていることを聴く
・患者さんの大切な価値観を聴こうとする
・具体的には?他には?で深掘りしていく

などなど

常に考えてみてほしいのです。

③ 進め方の納得感度合を上げるためにできることは?

これは、治療院の場合は問診のなかで行う「治療計画の納得感」だと考えています。

これから、行っていく治療に対して
いかに患者さんに納得をして受けてもらえるのか?
いかに先生が納得をして治療を行っていけるのか?

それらの納得度合をどうすれば上がっていくのかを考えてみてほしいのです。

そのためには当然ながら、

①寄り添い
②患者さんが話したいことを話してもらう

これらの相乗効果が必要になってくるのです。

患者さんに寄り添って上げて。
患者さんが本当に望んでいることを引出し。
この治療方法、この治療計画で進めていきませんか?

・・・この流れをつくっていきたいわけです!

この流れをつくることができれば良い事づくしです。

例えば・・・

「今回はこの治療法でアプローチしてみますね。」

仮に治療の結果がでなかったとしても
既に、患者さんとは信頼関係が構築されている状態です。

だから

「この痛みはもう一方の原因の可能性が高いですね」
「今回はこちらのアプローチで治療していきましょう」

というように

治療の結果が出なかったとしても、一緒に次の治療計画を作っていきやすくにもなるのです。

 

まとめ

問診をうまく機能させるための「3つの指標」

① 寄り添ってくれた度合
② 患者さんが話したいことが話せた度合
③ 進め方の納得感度合

はじめにも言いましたが、これはコーチングがうまくいった度合から引用したものです。

自分の院での問診をより向上させるために具体的に何を向上させていけば良いのだろうか?

それぞれの指標も、ぜひ考えてみてください。

ちなみにこの3つの指標は心理療法科のスコットDミラーという人が提唱していることです 。

僕がコーチングを練習している期間中はセッションが終わった後にこの「3つの指標」をクライアントさんに採点してもらっていました。

これら3つの指標が10点満点中何点だったのか?をフィードバックしてもらうのです。

なので、スタッフさん同士などでフィードバックしあってみてはいかがでしょうか?

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