【知らないと危険!】整骨院問診のコツ (事実と解釈を聴き分ける)

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

整骨院問診のコツ

【知らないと危険!】整骨院問診のコツ (事実と解釈を聴き分ける)

 

人は無意識に
「事実」と「解釈」をごちゃまぜにして話しをします。

患者さんも、もちろんそうなんです!

 

そこで・・・
「先生はちゃんと聴き分けれていますか?」

 

僕が高校2年のラグビー夏合宿にて・・・

 

高校2年の夏、長野県白馬村というところで
毎年恒例のラグビーの合宿を行っていました。

 

合宿、最終日の練習試合での出来事です。

 

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僕が相手にタックルをしたときのことです。

 

・・・「痛いっ!」

・・・手に味わったことがない激痛が走りました。

自分の手を見ると右手の人差し指が
根本から10時方向にひん曲がっていました。

その指を監督に見せると、
「脱臼やな。」と言いながら軽く、僕の指をひっぱりました。

 

・・・でも、真っ直ぐには戻りません。

山奥の合宿所のため、病院も近くにありませんでした。

 

そこで、近くに接骨院があるということで
その接骨院に車で連れて行ってもらいました。

 

・・・ここからが悲劇でした!

 

付き添いのコーチが接骨院の先生に
「脱臼です」と言って、僕も治療室内に案内されました。

 

でも・・・

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解釈:指の脱臼。
事実:手根骨の粉砕骨折。

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だったのです。

 

その接骨院ではこちらの解釈が鵜呑みにされてしまい
「脱臼」ということで、そのまま治療がスタートしました。

 

粉砕骨折(事実)している指を二人ががりで引っ張られ続けました。
あまりの痛みに僕は生まれて初めて「気絶」してしまったんです。
後から聞いた話では40分程引っ張られていたそうです。
・・・結果、指はひん曲がったまんまでした。

 

僕は治療家ではありません。
そのときの処置が正しいのか?間違っているのか?は正直わかりません。

 

でも「脱臼」というのはこちら側の勝手な解釈です。

骨折の可能性を何も疑わずに、
気絶するまで、僕の指を引っ張る必要があったんだろうか?

・・・それは今でも謎です(^o^)

結局翌日、母親に長野まで迎えに来てくれました。
大阪に戻り、すぐに手術をしてもらい無事に治りました。

 

いろんな治療家の先生から聞きますが・・・

患者さんが来院されたとき・・・

 

「階段から落ちました」(事実)
「捻挫しました」(解釈)

これを聴き分けて音叉などで微妙な骨折を発見し、
疑わしいものについては病院を紹介する。

 

後日、患者さんからも医師からも信頼を得た。
というようなお話はよく聞きます。

確かに、柔整師は診断権もなければレントゲンも使えません。

でも、事実と解釈を聴き分けてあげることで、
患者さんの現状をしっかり把握することができます。

 

・肩が凝っているから、揉んだら治る。
・目が疲れているから頭痛がする。
・良く歩いたから膝が痛い。など

 

患者さんは勝手な解釈が本当に多いと思います。
ぜひ、患者さんの勝手な解釈に飲まれないでほしいです。

 

現状を深く理解をしてあげて、
その上で事実をしっかりと伝えてあげてほしいと思います!

>>【整骨院問診のコツ】患者さんのお話を返すテクニックとは?

>>【整骨院問診のコツ】専門性を出すことは重要だけど間違っている人が多い

 

今日の★コーチングクエスチョン★です

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患者さんのお話のなかで
「事実と解釈」に意識をしてみてください。
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思ったよりもいかに患者さんは解釈が多いのか。
ということに気づかれると思います。

 

その上でのご提案をぜひ、心掛けてみてください。
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