整骨院問診のコツ★患者さんへの「最強の声掛け」とは?

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

整骨院問診のコツ
患者さんへの「最強の声掛け」とは?

 

整骨院での患者さんへの最強の声掛け。

 

整骨院は医療機関ですよね。
だから「特効薬の言葉」と言っても過言ではありません。

 

何という言葉だと思いますか?
ちょっと考えてみてください・・・

 

「一緒に治していきましょう!」
「その痛みつらかったですよね!」
「安心してください!はいてますよ(笑)」

などいろいろ考えらると思います。

 

正解は

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治ったら何がしたいですか?

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です!

 

問診で患者さんから「長年膝を痛めているんです」と言われたら、何て言いますか?

 

患者さんから長年膝の痛みで苦しんでいるので、
それを何とかしてほしい言われた場合を想像してください。

普通は「その膝の痛みをいかに克服していくのか?」
そして先生も一緒にその「膝の痛み」にフォーカスされることと思います。

・・・もちろん大正解です!

ただ、コーチングの考え方は違います。

痛みにフォーカスすることによって
「膝の痛みと闘っている自分」を
より強固に想像させることになる可能性があると考えます。

そこで・・・

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もしも、膝の痛みが治ったら
あなたは何がしたいですか?

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という質問を患者さんに投げかけます。

患者さんにとっては
それまでに考えたこともない質問だと思います。

なぜなら、いままでは
「膝の痛みをいかに克服していくのか?」
しか考えたことがない患者さんが多いはずだからです。

そこで、患者さんは初めて考えます。

・・・そうね~

孫と一緒に、近所の公園で
自転車の乗り方を教えてあげたいわ!など

 

そのとき、患者さんの意識は未来に飛び、そのときばかりは
長年苦しんだ膝の痛みが治っている自分が今の自分だと錯覚します。

そうすると・・・
患者さん自身の「治す気持ち」にスイッチが入るというものです。

 

僕の母親が去年、ガン手術をしました。

 

母親が去年、食道ガンで摘出手術をしました。
僕自身もとてもショックな出来事でした。

母親はガンを告知されてからは、
どんどん、元気をなくしていきました。

 

そして、僕はそんな母を何とかしてあげたい思い、
この質問をくり返してきました。

「お母さん、ガンが治ったら何がしたい?」って。

最初は答えがでませんでしたが、
くり返し質問をしていると・・・

母親がある日、ポツリと言いました。

「ミュージカルのキャッツを観に行きたい。」

・・・見事にガンを克服して、
先月「キャッツ」を観にいきました。

 

問診の声掛けにも「視点」の切り替えは有効です。

 

整骨院なんだから「痛み」にフォーカスして当然だと思います。

でも、患者さんは思い込みで
「痛み」にしかフォーカスできない方が多いのです。

だからこそ、先生が少しだけ
「視点」を変えてあげてほしいのです!

その質問が、

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治ったら何がしたいですか?

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この質問をぜひ、患者さんに投げかけてみてほしいのです!

>>整骨院問診のコツ「問診を向上させるための38のチェックリスト」

>>【取扱い注意】整骨院問診のコツ★患者さんに「フィードバック」をする効果とは?

 

今日のコーチングクエスチョン

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患者さんに「治ったら何がしたいですか?」
と質問したら、どんな変化が起こりそうですか?

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想像してみて、良さそうであれば
実際に患者さんに質問してみてください(^_^)/

 

変えるのは「方法」ではなく「視点」

 

追伸:看板ブラックボードなどにも効果的です!

 

実際に治療院の看板に
この文字を掲げておられるところもあります。

 

すばらしいですよね(^_^)/

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