【整骨院問診のコツ】専門性を出すことは重要だけど間違っている人が多い

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

【整骨院問診のコツ】専門性を出すことは重要だけど間違っている人が多い

 

問診のなかで「専門性」は大切だ!
ということはよく言われていることですよね?

確かに大切なのです。

ただ、「専門性」を勘違いしているケースが多いので
それらを今回はご紹介したいと思います。

勘違いしているケースは主に2つ

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① 専門用語を使うこと
② 専門知識を教えてあげること

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この2つです。

 

① 専門用語を教えてあげること

 

問診は「専門性」が必要である。

意味をはき違えると、患者さんからは
信頼関係を逆に損なう結果になる可能性があるのです。

例えば、
あなたがブログコンサルタントに質問をしたとします。

治療家
ブログで集客したいんだけど
どうすれば良いですか?

 

このように質問をしたとします。
その回答がこのようにされたらどうですか?

 

ブログコンサル
内部SEOではまずはhtmlのタグを最適化するだけです。
そして、外部SEOではとにかく強い被リンクを集めてください。
あ、ペンギンアップデートだけは気をつけてくださいね。

 

・・・このブログコンサルは信用できる!
って思えますか?

「純粋にそれがわからんから訊いてるんじゃ!」ってなりますよね?

あなたが、ブログの知識がない。
患者さんが、身体の知識がない。

 

これって同じことなのです。

治療家
ブログで集客したいんだけど
どうすれば良いですか?
ブログコンサル
ポイントはまず3つです。

・記事数を増やすこと
・記事の文字数を増やすこと
・記事のタイトルに工夫すること

まずはこれをやっていきましょう!

 

・・・これならなんとか
自分にもできそうだと思えませんか?

専門用語を教えてあげるということは、
別の言い方をすると・・・

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相手が理解できるまで噛み砕くこと。

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だと考えています。

もうひとつの方法は・・・

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比喩(たとえ話)を使うこと。

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例えばよくあるのが、身体の説明をするときに
家を建築することに喩えたりすることです。

 

治療家
身体を家を建築することに喩えると・・・
土台の部分が骨盤でこれこれで、
家の柱の部分が背骨のこれこれで、
だから・・・

 

のように喩えを用いて説明して上げることです。

 

② 専門知識を教えてあげること

 

これも意味をはき違えている治療家が多いのも事実です。
例えば、こんな会話があったとします。

患者さん
最近、指を曲げると痛いのです。
これってもしかすると腱鞘炎なんでしょうかね?
治療家
腱鞘炎というのは・・・
腱は腕まで束状に何本も通っており、
腱のはたらきによって指の曲げ伸ばしが可能になっています。
この腱鞘が何らかの理由で腫れと痛みを伴い、
炎症を起こすことなのですよ。

 

・・・これは危険です。
なぜ、危険なのかがわかりますか?

要するに、「腱鞘炎」という言葉だけに反応してしまうのです。

治療家は専門用語が出るとついつい反応してしまったり、
説明をして上げることが親切だと思い込んでいるケースが多いです。

ここでのポイントは、
患者さんは「腱鞘炎」の可能性を訊いているだけ。

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「腱鞘炎」とはなにか?は訊いていないのです。

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可能性を訊いているだけにも関わらず、
腱鞘炎とは・・・説明を言われてしまうと
「この先生の説明は長い。」と逆効果になってしまうのです。

患者さん
最近、指を曲げると痛いのです。
これってもしかすると腱鞘炎なんでしょうかね?
治療家
その可能性はありますね。
ですので、治療を行いながら
詳しく状態を見させていただきますね。

 

・・・これぐらいの感じで良いのではないでしょうか。

 

まとめますと・・・

 

問診のなかで、専門性を出すことは
患者さんからの安心感を出すためには大切なことです。

でも、専門性をだすということは

・専門用語を使用することではない。
・専門知識を教えるだけではない。

まずはこれらを意識してみてください。
きっと患者さんの反応が変わるはずです!

 

>>【整骨院問診のコツ】患者さんの心を開かせる必殺技とは?

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今日のコーチングクエスチョン

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患者さんのための専門性とは何か?
今一度振り返ってみてください

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自分が一生懸命学んできたことって
他人に披露したくなるものですよね!

太田
その気持ち、めっちゃわかります!
でも、患者さんのアタマには何も残りません。

 

変えるのは「方法」ではなく「視点」

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