【整骨院問診のコツ】患者さんに「大丈夫ですよ」が言えないときの対処方法

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

【整骨院問診のコツ】患者さんに対して「大丈夫ですよ」はなかなか言えないのはどうすれば良いのか?

 

先日のメルマガで問診に「つかみ」をいれましょう!
その「つかみ」とは?

「大丈夫ですよ・・・」
「きっと良くなりますよ・・・」

 

このようなことを患者さんに早い段階で
言ってあげることではないでしょうか?
>> M1グランプリの優勝者から学ぶ「整骨院の問診のコツ」とは?

というお話をさせてもらいましたところ・・・

 

読者の先生からご意見をいただきました。
(掲載許可をいただいています)

いつもありがとうございます。

僕も太田さんのように、いろんな視点から
物事を考えられるように頑張っていきます。

「大丈夫ですよ」「きっと、よくなりますよ」
って言葉、不安があり使わないようにしてましたが
患者さんからすると、一番言ってほしい言葉なんだなと思いました。

これからは使っていこうと思います!

 

このようなご意見をいただきました。
S先生ありがとうございます!

 

「大丈夫ですよ」
「きっと、よくなりますよ」

・・・このセリフがなかなか言えない。

メールをいただいたS先生と同じように
悩まれている先生が多いのでは?と思い、
それについての僕の意見を言わせてもらいます。

 

そもそも、なぜ問診で「大丈夫ですよ」が言えないのか?

 

治療家
大丈夫ですからね

↓↓↓

実際に治療を行う。

↓↓↓

患者さん
大丈夫って言ったのに痛みが取れていないぞ!
この先生は嘘つきだ!

 

・・・こうなることを恐れているのだと思います。

 

問診時の「大丈夫」の意味を間違えると言いづらくなるのは当然。

 

「大丈夫ですよ」というセリフ。

何に対しての大丈夫なのか?
どんな意味が含まれているのか?ということです。

例えば・・・

① 1回の治療で必ず痛みをとるので大丈夫。
② 数回の治療にはなるが、痛みは取れるので大丈夫。
③ 実際に治療をしてみないと痛みがとれるかはわからないが、私は全力で治療をするので大丈夫。

 

「大丈夫」の意味合いも個人によって違いがあるのです。

 

① 1回の治療で必ず痛みをとるので大丈夫。

 

先生方は日々治療技術を磨いていることと思います。
できれば1回で治してあげたい。
毎回の治療をその気持ちでされているのはわかります。

でも、当然それは不可能ですよね?

大丈夫の意味がこのように考えている先生は
「大丈夫ですよ」がもっとも言いづらいのだと思います。

 

② 数回の治療にはなるが、痛みは取れるので大丈夫。

 

先生のキャリアや経験からこのような症状の方は
10回通ってもらえれば良くなりそうだな。
と推測することができるはずです。

良くなる確率はかなり上がると思いますが、
当然ながら、100%を約束することはできませんよね。

 

③ 実際に治療をしてみないと、痛みがとれるかはわからないが、私は全力で治療をするので大丈夫。

 

患者さんの痛みのコントロールについては
どんなに治療技術が高くても、100%のコントロールは不可能です。

でも、自分が全力で治療するかどうかは
100%コントロールが可能ですよね?

これだったら自信をもって
「大丈夫ですよ」が言えるのではないでしょうか!

 

患者さんの受け取り方も個人差があるのではないか?

 

それも確かにあります。
でも、ちょっと想像してみてほしいのです。

例えば、
慢性症状で何年も苦しんでいる患者さんがいるとします。

いろんな、病院や治療院に行ったけど良くならない。

ある、治療院では、
「あなたの症状はかなり慢性化してますからね~」
「良くなるのは難しいでしょうね~」と言われたとします。

また、ある病院に行っても
レントゲンをとって、湿布もらって終了。

・・・こんな状態が続いていたとします。

 

そして、いろいろと治療院や病院を彷徨った
あげくに、自分の整骨院に来院してくださいました。

 

そこで、全力で治療をします。という意味を込めて
「大丈夫ですよ」と言ってあげたとします。

そして、本当に先生が尽くせる力を全て出し切って
全力でその患者さんに向き合い治療をしたとします。

 

・・・でも、痛みは良くならなかった。

 

じゃあ、この患者さんは本当に怒りの気持ちになるでしょうか?

まず、嫌な気持ちになるはずはありません。

だって、これまでこんなに
真剣に自分の身体の治療をしてくれる治療家がいなかったから。

 

患者さんも何年もこの痛みに苦しんできたけど

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初めて、自分の身体の痛みに真剣に
一緒に向き合ってくれる他人がいる。

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・・・このことが何よりも勇気付けになるはずです!

『治療に絶対はない。』

患者さんだってアホじゃないですし、
そんなことはわかっています。

治るか治らないかわからんけど、とりあえず治療します。
ではなくて、
治るか治らないかわからんけど、全力で治療することは約束します。

 

だから、「大丈夫ですよ」をぜひ言ってあげてほしいのです。

私は全力で治療をしますよ!

その意味を込めた
「大丈夫ですよ」は言えるのではないでしょうか?

>>整骨院問診のコツ★問診が始まる前に患者さんに言っておきたいこと

 

今日のコーチングクエスチョン

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「大丈夫ですよ」
先生はどんな意味が込められていますか?

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もしも、「大丈夫ですよ」が言いづらいのであれば
言いづらい意味づけをしていないでしょうか?

ぜひ、一度考えてみてほしいです。

変えるのは「方法」ではなく「視点」

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