【整骨院問診のコツ】患者さんへの質問は具体的にじゃなくて「○○」を訊く

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

患者さんへの質問は具体的にじゃなくて「○○」を訊く!

 

いまこれを読んでくれている多くの先生は

・患者さんの本音を引き出したい!
・もっと患者さんの状況をしりたい!
・患者さんが求めていることを引き出したい!

 

・・・こんなふうに考えているのではないでしょうか?

患者さんの痛み原因を探ろうと
必死で質問する先生は本当にすばらしいです!

でも、なんか患者さんと噛み合わないなあ・・・
となるときもあるのではないででょうか?

そこで、今回は患者さんの本音を
簡単に引き出すことができる質問方法をご紹介します。

その質問法とはコレです!

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具体的に質問するのではなくて
「エピソード」を訊く。

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という質問方法です。

 

エピソードを訊くのは問診においてもコーチングでも基本中の基本。

 

このエピソードを訊くというのは
少しでも深い答えを引き出す上で
問診でもコーチングでも基本中の基本の質問方法です。

例えば・・・・

「ダイエットがしたいんです」
というクライアントがいるとします。

そこで、
「何キロ痩せたいんですか?」とか
「いつまでに痩せたいんですか?」などど

ついつい、質問したくなる人が多いと思います。
実際にこの質問をしたとします。

答えるほうは、その答えとして・・・

整子さん
5キロ痩せたいんです
整子さん
夏(7月)までには痩せたいんです

 

せいぜい、このぐらいの
答えしか引き出すことができなさそうです。

そこで例えば、
「エピソード」を訊くとこうなります・・・

整子さん
ダイエットがしたいんです
施術家
ダイエットがしたいなあと思う場面はどんなときですか?
整子さん
そうですね~
出産してから、以前はいていた
お気に入りのズボンが入らなくなってしまい・・・
そのズボンをもう一度はきたい!って
なったときにやせたいって思います。
施術家
そうだったんですね~
じゃあ、体重を落とすというよりも
骨盤の歪みなどの体型が原因かもしれないですね
一度、骨盤の調整をやってみましょうか?
整子さん
ぜひ、お願いします!

 

・・・クライアントさんが何について悩んでいるのか?

をいち早く聴きだすにはエピソードがかなり有効なのは
なんとなくでもわかっていただけたかと思います。

 

患者さんに「痛み」についてこんな質問していませんか?

 

患者さんが
「腰が痛くて・・・」と来られたとします。

そこで、ついつい

「どのように痛みますか?」などと質問していませんか?

患者さんからすると、その質問の答えは・・・

整子さん
ズキズキする痛みです
整子さん
びりびりする痛みです

 

こんな感じの返答しかすることができませんよね?

先生もズキズキとかビリビリと聞いたところで
痛みの原因を経験と想像だけで治療をしていかなければいけません。

 

そうならないためにもエピソードを訊きましょう!

 

例えば、「腰が痛くて・・・」という患者さんが来られたとします。

 

そこで、エピソードを訊く質問をしていきます。

施術家
どんなときに腰がつらいですか?
整子さん
立っているときは全然平気なんです。
でも、長時間座ってから、
立った時にこのあたりに激痛が走ることがあります
施術家
座って、一旦筋肉が緩むと痛みが
大きくなっている可能性がありますね
整子さん
そうなんですね。
施術家
それではその激痛が走る部分を
中心に全体を検査していきますね

(※治療のことは僕はわからないので適当です)

 

こんなふうに
「どのように痛みますか?」という質問と
「どんなときに腰がつらいですか?」と質問するのでは
大きな違いがあることに気づけたかと思います。

 

エピソードを訊いて上げることでお互いに得られること

 

患者さんからすると・・・

・話せたことでの安心感
・聴いてもらえた信頼感

 

先生からすると・・・

・患者さんが求めていること
・患者さんが大切にしていること
・患者さんの痛みの原因

 

などが引き出すことができる可能性が高まります。

ですので施術家と患者さんお互いにとっても
得られることは大きいのではないでしょうか?

 

今日のコーチングクエスチョン

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具体的に訊く前に
まずはエピソードを訊けていますか?

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エピソードを訊くことを意識するだけでも
今日から患者さんの反応も大きく変化していくはずです!

ぜひ、実践してみてください!

変えるのは「方法」ではなく「視点」

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