【整骨院問診のコツ】患者さんが本当に欲しがっている情報とは?

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

問診や治療中に患者さん本当に欲しがっている情報とは?

 

治療家側が一生懸命に、
症状の説明やアドバイスなどをしたとしたとしても・・・

患者さんがなかなか自分の言うことを聞いてくれない。

話しをちゃんと聞いているのか聞いてないのかよくわからない。

・・・こんなふうに思ったことはありませんか?

もしかするとその説明は患者さんにとって
本当に欲しい情報ではないのかも知れません。

じゃあ、患者さんが本当に欲しい情報とは何か?
についてお伝えをしていきます。

先日、落語の声だし会に言ってきました。

 

そのときに花團治師匠から
声だしのコツを説明していただいたときのこと。

「前のめりの姿勢では声はでない。(正座している状態)」
「骨盤を柔らかくして、丹田から声をだす」

と教えてくださいました。

それは、そうなんでしょうけど、← ちゃんと聞いとんかい(笑)

僕が興味は持ったのはその後のことです!
師匠がさらに続けました。

「今日、整骨院に行ったんやけど、そこで
骨盤がすごい柔らかいですね~と言われた」

と師匠がおっしゃっておられました。

 

・・・「ポイントはこれなんですよ!」

 

これまでの、患者さんの問診時の様子を少し思い出してみてください。

 

こんな心当たりがありませんか?
患者さんがこれまでに他の整骨院や整体院に行っておられた場合。

 

「前に行ってた整骨院で肩が硬いと言われた」

「前に行ってた整体院で左肩が下がってると言われた」

「前に行ってた病院で骨の形状が変形していると言われた」

 

・・・など

患者さんは治療家から言われたことを
けっこうしっかりと覚えておられませんか?

 

これはなぜでしょうか・・・?

そうです!
わかりますよね。

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患者さんは自分の身体にしか興味がないから

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当り前といえば、当り前ですが、
ついついそこを見過ごしてしまう治療家が多いです。

残念ながら・・・

患者さんは自分の身体にしか興味がないので
先生がこれまで学んだ知識や技術の話しには興味がありません。

基本的には自分の身体の状態に“しか”興味がないのです。

 

患者さんが本当に欲しがっている情報とは?

だからこそ、患者さんに
身体の状況を伝えて上げてほしいのです。

◆先生が触って硬いと思えば、硬いと伝える。
◆右に姿勢が傾いているように見えれば傾いて見えると伝える。
◆骨盤を触って歪んでいれば歪んでいると伝える。

 

患者さんに触れて、硬いと思いながら、
先生の頭のなかだけで処理してしまう先生が以外と多いのです。

 

治療家のひと言にどれだけ価値があるのか?

 

これまでに、何年、何十年と治療を学ばれ
また、何千、何万人のお身体に触れてきた先生。

そんな先生に身体を触ってもらい、
硬いのか柔らかいのか?などの感想を言ってもらえる。

このひと言にどれほどの
価値・重みがあるかわかりますか?

例えば、野球少年に
「君の筋肉、柔らかくて良い筋肉してる!」と言ったとします。

 

・・・その少年は一生その言葉を覚えているでしょう。
そして、自信がついてプロ野球選手になるかもしれません。

本当に先生のひと言は影響力が強く
その子の一生を変えるほど重い言葉なのです!

患者さんのために、
ていねいに知識・説明をしてあげよう。

このことも、大切なのは間違いないです。

でも、大前提として・・・

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患者さんは自分の身体にしか興味がない

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そして、

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先生が患者さんに触れて発する言葉
患者さんの身体についての感想の言葉

★★★★★★★★★★★★★★★★

・・・ここにすごい影響力と
とんでもない価値があるのです!

このことをぜひ、再認識していただきたいと思います。

>>【問診の基本】まずやらなければいけない患者さんに安心感を与える2つのテクニック

>>整骨院問診・説明のコツ★患者さんへの上から目線はやっぱり嫌われる!?

 

今日のコーチングクエスチョン

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患者さんのお身体に触れての感想。
どれだけ伝えれていますか?

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できれば、思ったこと全部。
言って上げてほしいと思います。

 

変えるのは「方法」ではなく「視点」

 

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