【整骨院問診のコツ】問診のなかで共感は大切だけど共感だけじゃダメな理由

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

【整骨院問診のコツ】患者さんへの共感だけじゃダメな理由

 

このブログのなかでも、問診で一番大切なことは
「患者さんの関心に関心を寄せること」
だと、しこつく言っております。
(今後もしつこく言っていきますけど・・・)

とある、集客コンサルタントさんのメルマガで
ピンポイントで良い事例が送られてきたので、
その一部分をこのブログでシェアさせてもらいます。

その事例の内容を理解することで

整骨院の問診のなかでは
「共感するだけじゃダメな理由」を理解することができるはずです。

 

手術を頑なに断っていたA君が手術を決意した話し

まずはこの話しを読んで、
どう感じたのか少し考えてみてくださいね!
(10秒でも良いので!)

 

「俺、手術を受けることにしたよ。」

この言葉を聞いてかなり驚きました。

驚いた理由は、
A君はこれまで、お医者さんからの再三の
手術の進めに対して頑なに手術を拒んでいたからです。

 

何が、A君の心境に変化を起こさせたのか?
何が、A君のココロを動かして手術を決意させたのか?

 

それはこれまでの医師ではない
新しく担当医師となった先生からの、こんな言葉だったそうです。

「この症状だと、Aさんの仕事だったら
 ◯◯◯で困ったことがあるでしょう?」

A君はこれまで何人もの医者に診察をしてもらってきた。

「でも、自分の仕事のことを心配してくれた医師は初めてなんだ。
だからこの先生だったら信頼できると思ったのさ」

・・・引用ここまで。

 

これを読んで、
先生はどのように感じましたか?

ちょっと先生なりにも考えてみてください。
(30秒間)

僕が思ったのが
これこそが、まさに・・・

==================

患者さんの関心に関心を寄せている

==================

良い事例だなあと思ったのです。

 

他の医師だって決して悪い医師ではない。

 

このストーリーを読むと新しい医師だけがすばらしい!
みたいな感じになりますよね。

でも、Aさんのこれまでの
他の担当医師は悪人だったのでしょうか?

 

・・・それは絶対違いますよね。

皆さん、必死で治療しようとしてくれていたはずです。

じゃあ、これまでの医師は共感が足りなかったのか?

・・・これも違いますよね!

 

その病気のつらさや痛みについても
きっと、ある程度は共感してくれているはずです。

共感ももちろん大切なんですけど、
共感よりもAさんの心をよろ動かしたモノ

・・・違いはたったひとつ!

==================

患者さんの関心に関心を寄せているか?

==================

 

「関心」のそれぞれの違いとは?

 

例えば・・・

医師の関心事だけであれば・・・

 

医学的にどうとか臨床データがどうとか。
になると思います。

 

患者さんへの関心のみであれば・・・

 

この病気は痛いでしょう!とかつらいでしょう!
など医師の主観的に患者さんに関心を寄せているだけ。です

患者さんの関心に関心を寄せているというのは・・・

このAさんはとにかく仕事に対する関心が深い。
仕事への影響に関心を持っているのでその関心に
関心を寄せて上げることでAさんの心を動かしたわけです。

 

まとめ

患者さんの関心に関心を寄せるって
本当にシンプルだけど、本当に難しいですよね。

いかに自分(人間)は自分の関心を中心に生活しているのか。
もちろん、みんな無意識にやっています。

だから、まずは意識することからだけでも
始めていきませんか?

 

追伸

 

ちなみに、情報元のコンサルタントの方は
結論として医師の「深い理解」がA君の心を動かしたのです。

という説明をされていました。

「深い理解」というのも確かにそうだと思います。

でも、「深い理解」ってわかるようで、でも抽象的。

深い理解とは?・・・

それを言語化したのが
「関心に関心を寄せる」なのです。

・・・めっちゃわかりやすいでしょ!

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