こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^
今回のテーマはこれです!
「四十肩・五十肩」に対する治療法についての考察「倉田正純先生の見解」
執筆・監修していただいたドクターのプロフィール
キングスフィールドユニバーシティー修士
セントマイケルインターナショナルカレッジドクターPHD(博士)
全日本カイロプラクティック協同組合理事長
今回いただいたご質問はこちらです
二頭筋長頭炎や腱板損傷、滑液包炎など病院での診断は様々で結果どれもがだいたい同じ症状経過を辿ります。
ですので一般の医学的所見ではなくオリジナリティーのあるものをご存知であればと思います。
肩鎖関節は関節としては未成熟で可動が大きいためここに過度な力や老化現象による組織の脆弱さが原因となって炎症するのか。
その炎症が広がったものが五十肩なのか。また治療をしていて斜角筋を緩めることで五十肩特有の痛みのばらつきが取れたりする事から
腕神経叢由来の痛みが引いたのではと考察したりなかなかこれだという一連の理論にたどり着くようなものが探し出せません。
先生はどのように考察されますでしょうか?
四十肩・五十肩とは何か?五十肩の治療法【動画解説】
五十肩とはなんぞや?
四十肩や五十肩、いろいろありますが、なぜ、五十肩なのか?
これは、
「五十歳ぐらいになると、こういう症状が出やすい」
という理由で五十肩なのです。
では、なぜ五十歳ぐらいになるとその症状が出やすくなるのか?
そもそも、五十肩の原因とは?
肩鎖関節や肩関節がずれているのが原因です。
ただし、ずれているのですが、どのようにずれているのか?
というと「後ろにずれている」ということが原因なのです。
肩の前側の筋肉が弱って
後ろ側の筋肉が強くなる。
それによって、関節は強い方に引っ張られるので
後ろに引っ張られるというわけです。
肩の骨は前側には「突起」が付いているため
前側にはずれることがありません。
ちなみに肩が外れると言ったりしますが、
前に引っ張っても肩は外れません。
横や後ろに引っ張られたときに肩が外れるのです。
つまり、五十肩の原因とは、
前に引っ張る筋肉と後ろに引っ張る筋肉のバランスが狂っている。
ということなのです。
そうすることで、関節がずれてきます。
それ以上いかないように守ろうとして、筋肉は緊張して筋肉痛になり炎症が起きる。
五十肩の一般的な医学的所見とは?
一般的に五十肩の原因は「老化現象」だと言われています。
ただ、老化は老化なのですが、
「前に引っ張る筋肉の老化」であるということです。
若いときは、例え筋肉を意識的に使わなくても
そんなには衰えないが、四十、五十と年齢を重ねることで
使わないことで明らかに筋肉が衰えてくるのです。
日常生活の習慣が五十肩の原因をつくる!
日常生活のなかでの動作を考えてみてください。
「引く動作」と「押す動作」
日常生活のなかでは「引く動作」は多いですが、
「押す動作」というのはほとんどありません。
日常生活の引く動作:
・モノを持ち上げる
・引きドアを開く
日常生活の押す動作:
・床のぞうきんがけ
・押して開くドアを押す。
・床を押して立ち上がる。
身体の構造上が
押すには強いが引くには弱い構造になっている。
・・・ということです。
五十肩の治療方法は?
肩を前に引っ張る筋肉を鍛える。
・・・そうすることで関節が正常位置に戻り痛みが止まる。
ということです。
治療方法はまず、後ろにずれた関節を正常位置に戻す。
しかし、筋肉バランスが狂っているのでまたすぐに元に戻ろうとする。
だから、前に引っ張る筋肉のストレッチ方法を指導します。
あとは、患者さん自身でそのストレッチを行ってもらって
筋肉のバランスを保つようにしていただきます。
まとめ
四十肩・五十肩の原因について、
また、五十肩の治療方法についてお伝えをしてきました。
いかがだったでしょうか?
僕自身もなぜ、四十肩・五十肩というのかを知りませんでした。
要するに、四十歳、五十歳になるとなりやすいということだったんですね。
ちなみに、僕は40歳を超えておりますが、
スポーツジムにずっと通って肩の押す筋肉を鍛えています。
だから、四十肩になっていなかったのですね。
今回も倉田先生のご説明は
素人にもとてもわかりやすい説明でした。
また、とても勉強になりました。
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