整骨院の売れるコンセプトづくりを「餅匠しづく」さんから学ぶ

こんにちは!
整骨院サクセスコーチの太田です^^

今回のテーマはこれです!

整骨院の売れるコンセプトづくりを
「餅匠しづく」さんから学ぶ

 

「餅匠しづく」さんをご存じでしょうか?
引用ホームページ⇒ http://nichigetsumochi.jp/
(和菓子屋さんなのにHPに価格も掲載されていません)

 

大阪にある、超有名な和菓子屋さんです。
ただ、オープンして3年間程は苦労の時期があったそうです。

 

餅匠しづくさんがどのようなコンセプトで
どんなことに気づいて、ダントツの売上を上げていったのか?

このお話が整骨院にとっても
かなり良いヒントになると思ったのです!

ですので、
今回はそのことを共有させていただきます。

 

3年間、売れない苦しい営業をされていたそうです。

 

オープンして3年間の苦しい時期、
餅匠しづくの石田社長の考え方はこれだったそうです。

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おいしいお菓子を作ったら
お客さんが自然と増えるだろう

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・・・とずっと、そう信じてきたそうです。

 

太田
治療家マインドでいうところの
「治療技術があれば自然に患者さんは増える」と同じですよね!

 

石田社長は2つの「足りないこと」に気づいたそうです。

 

なぜ、経営がうまくいかないのか?と悩んでいたときに
ある2つのことが足りていないことに気づいたそうです。

その2つの足りないこととは・・・

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①お客様に伝えること
②老若男女全てに来てほしいことを捨てる

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・・・この2つが足りていないことに気づかれたそうです。

 

①お客様に伝えることの重要性に気づく

 

材料にこだわっている。
空気感にこだわっている。
水にこだわっている。
塩にこだわっている。

などなど

これらのこだわりを持っていることを
お客様に伝えることは自慢していると思っていたそうです。

あるとき、こだわりを伝えることは
お客様(食べる人)も知りたい情報なのだ!ということに気づいたそうです。

知らないことは存在しないと同じ。

石田社長はこのように表現されています。

 

太田
食べる側もやっぱり知ってから食べたいですよね?
それが、価値の教育というやつなのでしょうか。

 

整骨院でも患者さんに伝えることたくさんありますよね?

 

整骨院でも同じですよね?
患者さんに伝えることは決して自慢なんかじゃない!

内装のここにこだわっている。
エアコンの温度にこだわっている。
医療機器にこだわっている。
ベッドにこだわっている。
BGMにこだわっている。
小物にこだわっている。
治療方法にこだわっている。 

などなど

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患者さんも知りたい情報である

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このことに気づいて
ぜひ、どんどん伝えていってください。

 

②老若男女全てに来てほしいことを捨てるとは?

 

餅匠しづくさんのこだわりの内装は
超有名デザイナーの方が手掛けたそうです。

デザインのコンセプトとしては、
食にこだわる若い女性がどんな表情で食べて
どんな会話をしているのか?など

細かなことまで想像をして設計された内装です。

最初はお客さんも少なくて焦る気持ちばかり。

老若男女の全てに来て欲しいと考えてしまい
ターゲット層を無視して、「さくらもち」と書いた
張り紙を表に貼ったりもしたそうです。

どこにでもある普通の和菓子屋のようなPOPを貼ったり、
そのコンセプトからはどんどん離れていったそうです。

 

あるとき、ベタベタと紙を貼ることでせっかくの
デザインが活きてこないことに気づいたそうです。

 

老若男女全員に来てもらわなくてもいい!

 

食にこだわりを持つお客さん。
その方々にどうすれば喜んでいただけるのか?

それ以外のことを捨てたときから経営も好転していったそうです。

 

整骨院でもこの“ずるずる感”ありますよね?

 

自費治療をメインでやろうと決めたのに
目先の患者さんを断れずに保険だけで長時間施術をしたり、
保険と自費の境目が不明瞭なまま、ずるずると来てしまうことです。

それが先生の本当にやりたいことであれば良いですが、
そうじゃなくて、本当はやりたい治療がある。

例えば、

慰安目的ではなく、真剣に身体を良くしたい。
と考えている患者さんがどうすれば、喜んでいただけるのか?

それ以外の「全ての人が患者さん」を捨てたときに・・・
何かが変わるのかもしれませんよ。

太田
実際に変わってきた先生は
この目でたくさん見て来ました。

 

餅匠しづくさんのコンセプトは
「お菓子で百薬の長を目指す」です。

 

餅匠しづくのコンセプトは
「お菓子で百薬の長を目指す」です。

石田社長は言います。

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人は誰でも、生まれてから今日までの
自分の経験をいかしながらつくれる独自のコンセプトある。

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石田社長は病弱なお母様を元気にしたい。

その思いから、
食べものの勉強をとことんされてきました。

その経験をお菓子づくりにいかしただけだそうです。

自分のお店のライバルは和菓子屋ではなく、
健康系のお店がライバルになるとおっしゃっていました。

太田
もしも自分が魚屋でも八百屋でも同じことをしている。
と言っていたことが印象的でしたね。

 

僕もコンセプトづくりでの質問のひとつに
「人生でこれまで、努力や投資をしてきたことは?」
というご質問に答えてもらうようにしています。

 

売れるコンセプトづくりのまとめ

 

完全に成熟した和菓子業界で
外部要因に左右されずに新しい旋風を巻き起こした。

それは、独自のコンセプトをつくり
自分が理想のお客様がどうすれば喜んでいただけるのか?

そこだけを追求されて、
いまのポジションを築かれました。

整骨院業界でも何かヒントになれば幸いです。

>>整骨院を開業するための準備★院のコンセプトをつくる最適な方法

>>売れるコンセプトを売れる自費メニューづくりグルコン

 

今日のコーチングクエスチョン

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これを患者さんに伝えたら自慢かな?
と思うことをまずはピックアップしてみてください。

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まず、それを患者さんに伝えてみてください。
きっと患者さんから良い反応が得られるはずです。

 

変えるのは「方法」ではなく「視点」

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